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アンセムの、そしておいらのバージンロード
 
辣腕ドライバー⇒ホセ・アントニオ・カマーチョ
2005/07/30 (Sat)
再会の時来たる ウインアンセム

 いよいよ、アンセムデビュー戦。1年遅れのデビュー戦。まわりに未出走の馬はなく、一度レースに出走して、惨敗した馬ばかり、いやがおうにも未知の走りに期待が高まる。調教タイムもいい。こりゃいける!

 …と思ったその時、パドックの柵越しに見たアンセムに覇気はなかった。。まるで、眠気と夏バテに襲われながら通常10分の道程を20分かけて、通勤する私を見ている様に。育成牧場で見たアンセムは熱発にもかかわらず暴れまくり、気性の荒さを見せていたのに今日のアンセムはいたっておとなしい。ゆっくりとした足取りで、パドックの経済コースを周回していた。レース後の談話ではパドック前は結構暴れていたということなので、やっぱりただの夏バテだったに違いない。


馬体成長なし? ウインアンセム

 程なく、とま〜れ〜の合図で主戦!?の塚田▲騎手がまたがったが、さほど変わりのないまま、いよいよ本馬場入場へ。 パドックから、馬券売場に向かい、アンセムの単勝馬券を購入。急ぎ馬場に戻るとちょうど、返し馬の最中だった。ゆっくりとした足取りだが、動きは大きく、走りっぷりは大物感をただよわせていましたとさ。(しっかりおってないのが残念…)


気合乗り十分? ウインアンセム

 アンセムがスタート位置につく。この時、アンセムが何を思っていたかは知るよしもないが、GOCの面々は期待に胸踊らせ、遥か1000メートル先を見つめていた。

 ゲートが開く。

 スタートは下手ではないことを先に伝えておく。しかし、2、3完歩目、すでに他馬に遅れをとる。その後、一歩づつ後退していく。まるでダービースタリオンの負けレースのように。。独走でゴールを駆け抜けるが結果は言うまでもなく18着(18頭中)。波に乗れないどころか全然走れてないウインアンセム君でした。


最下位で来たる ウインアンセム

 レース後、ウインの人のお話を聞くことができた。

・パドックからボーッとしていたね。
・レースも全然できてないのでこれから競馬を教えていく
・足を気にしながらのレースでした

 それって、レース使っちゃダメじゃんと思いつつも、レースに参加している姿を見れ、無事に完走できたのでまずはうれしい気持ちです。

 なお、1000メートルを使ったのはタイムオーバーを気にしてだとのこと。もしかしたら、減量騎手や平坦コースを選んだのも、そういう意図があったのかもしれません。

<総括>
 今回18着なのは、その是非はともかく、明らかに調整不足なので、あまり気にしてはいない。むしろ力を出し切って15着とかのほうがつらいよね。この馬の波瀾万丈列伝としては、いいデビュー戦だったのではないでしょうか。
 調教ではいいタイムがでているので、じっくり調教を積んで(時期的にそんな余裕はないが…)万全でレースができれば我々に笑みをもたらしてくれるでしょう!

 つたないリポートですがお付き合い頂きありがとうございました。

 

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