とてもありがたいことに、ツアー当日の流れについてはカマーチョ氏がほぼ完璧に近い内容で網羅してくれたので、最後に現地の写真を掲載して今回のリポートを締めようと思う。
ミッドウェイファーム施設紹介
《左上》第2馬房(全部で3つある)と桜 《右上》1周850mのダートコースと快晴
《左下》第1馬房と奥にウォーキングマシン 《右下》800mの坂路コース
ミッドウェイファーム在厩馬(04/04/03当時)
第2厩舎内に立て掛けてあったリストを望遠でキャッチ
調教前
《左》調教前に馬房前で輪乗り 《右》目の前でケンカを始めるマダムポンパドール02
馬場入り&軽めのキャンター
《左上》12頭がチームになって馬場へと入場
《右上》全馬揃って軽めのキャンターで脚馴らし
《左下》オラクルライト02とマダムポンパドール02
《右下》イージームービング02とセブンレットウ02
坂路調教(キャンター)
オラクルライト02とマダムポンパドール02(マダムがやや優勢)
同じく坂路調教(キャンター)
イージームービング02とセブンレットウ02(セブンがやや優勢)
坂路を下ってお帰り系
美浦では見れない貴重な坂路下山シーン
再び馬房前へ
《左上》おっとりとした マダムポンパドール02
《右上》筋骨隆々 オラクルライト02
《左下》気品溢れる イージームービング02
《右下》小柄も動きは機敏 セブンレットウ02
〜 ここからお披露目 〜
イージームービング02
線は細いがやはり持つべき者が放つ気品が感じられた
オラクルライト02
肉付きのいい馬体 これがパワーに出れば
スイートダイアナ02
調教は風邪でお休み コメント記憶喪失m(__)m
セブンレットウ02
確かに薄っぺらいが実に軽快に動いていた
エクスペダイト02
風邪だというのにチャカつき具合は何ら変わらず・・・
マダムポンパドール02
じゃがいもに楊枝を刺した、という表現がぴったりの馬 古馬で飛躍か
ティアラU02
顔が父グラスワンダーにそっくり これがいい方に出れば
ちょっといつもの悪い癖が出て、前説終了にて自己満に浸りしばしの間ほったらかしになっていたため社長や育成場長の貴重なコメントをド忘れしてしまっているが、微かな記憶を頼りにこれを以って見学ツアーの後書きに代えさせていただこうと思う。
まずは、絶好の天候の下にこのミッドウェイの大地を踏みしめられているまたとない機会に対して我が世の春を謳歌しようとした矢先の一報。「あの〜、エクスペダイト02とスイートダイアナ02とティアラ02は本日風邪のため馬場入りはお休みで・・・」である。いきり立つのではなく「あぁ、やっぱそういう展開なのね」と苦笑いを浮かべると共に当然のごとく現実を受け入れる我々2人が他の方々からしてみれば奇妙に映ったやもしれない。しかし、幸いながらも謁見だけは許された。
続いてお披露目の小話に。その前週、ゼンノロブロイを見事に封じて日経賞の栄誉を獲得していたウインジェネラーレやSSの良血・イージームービング02らを抑えて見学者の1番人気は贔屓目なしにエクスペダイト02だったと思う。確かに事前の乗り運動をしなかったことでここが聴衆へのこの日初の登場になった影響は多分にあるだろうが、出てきた瞬間の「おぉぉ〜」という喚声は間違いなく1番だった。まあその入れ込み様も、なのだが・・・。写真は振り返ってみれば哀しいことに全16頭で最も冴えが見られない出来に終わっていた。これも彼がじっとしていなかった証しだろうか(いや、腕のせいです)。エクスペダイト02に関してはこちらにも写真の掲載があるので見ていただきたい。場長さんが「この馬はイイです。フットワークが一番イイ。」と強く語っていたのが今も印象に残っている。期待しよう。
今回はGOCを代表して我ら2人が派遣されることとなったわけだが、これら3つのリポートを通じて愛馬への共通の想いをさらに育んでいければと思う。そして次回はアナタが、自らの猛き想いを投じてみてほしい。
P.S (バス復路途中に立ち寄ったヒルトン成田のバイキングにて)おいおい、オメー。そりゃいくらなんでも食いすぎだべ!というカマーチョの視線が痛い。結果、東京着後飲みに行けず自宅トイレへとギャロップするハメに・・・
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