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from MIDWAY Farm

 
 
 
 
 
ミッドウェイファーム募集馬見学ツアーリポート
 

GOC特派員⇒ホセ・アントニオ・カマーチョ
2004/04/03 (Sat)

晴れた・・・。

週間天気予報では「雨」。
しかも、参加者は雨男の二人。

この日も当然雨と思っていた。
しかし、なんとこの日は小鳥のさえずりが聞こえる気持ちよい朝。
聞けば、今年一番の快晴らしい。
珍しいこともあるもんだ。率直な感想である。
着いた途端、どしゃぶりになったりするんじゃないかと不安にも思ったが、
ツアー客の中に強烈な晴男がいるに違いないと
二人はそう納得したのでした。

そして、期待に胸を躍らせながら、
ミッドウェイファームの旅が始まるのでした・・・

おっと、このまま小説調でいくと、
なかなか、書き終わらないと思うので、
ここからはざっと感想を。


ミッドウェイファーム第2厩舎
ミッドウェイファーム第2厩舎と尻の肉の垂れたデブ

【メンバー】
 選りすぐりの30名って、どんな人らが来るのかなーって
 思ったてたけど、まあ、割と普通。
 「まあ」とつけたのは、なんとなく、みんな競馬やりそう人たちだったから。
 イケイケ姉ちゃんや、遊び人の人はいなかったなー。
 すごい金持ち風の人もいなかったけど。。
 年齢的には思ったより若く、同年代ぐらいの人もいました。
 平均すると30後半といったところでしょうか。

【バスの中】
 何の案内もないまま、バスが動き出したので
 どこにつれてかれるのか、このまま怪しいビデオを見せられて、
 宝石などを売りつけられるのではないか、
 バスの中の空気はそんな感じでした。
 (この場合は宝石よりも高価な馬だけど。。ひえ〜)

 案内役の兄ちゃんから今日のツアーの説明があったのが、
 バスが走り始めて10分後ぐらい。
 そして、その後出てきたおっさんがどうやら、ウインの社長らしい。
 外見は一歩間違えば、どこかの組長って感じ。(写真で確認してくだされ。)
 でも、えてして金持ちはそんなものかもしれない。
 みんなは知っていたかもしれないけど、もと競馬記者らしく、
 情報量豊富で話もおもしろかったですよ。
 ようやく、ツアーの雰囲気が出てきました。


森本社長と宮崎場長
森本社長(左)と宮崎場長

【ミッドウェイファームにて】
 ミッドウェイファームは、どんなところにあるかというと、
 北海道の牧場とおんなじ雰囲気らしい。(バイ男氏談)

 調教までまだ時間があったので、
 休憩所のような小屋に案内されたのですが、
 ウインの馬が1レースに出ていたため、
 30名そろって、テレビ観戦。
 競馬場で慣れているはずだけど、
 みんながいっせいにテレビ画面を見ている姿は、結構異様でした。
 ウインの馬は結構人気で、勝てそうな雰囲気もあったので、
 かなり緊迫感があり、みんな固唾をのんで見ていました。
 このときがこの日一番の緊張だったなぁ。
 結果は4着。
 ちなみに社長も真剣に見ていました。

【施設】
 ミッドウェイファームの施設はトレセンに比べても
 すばらしいものがあるらしく、
 森本さんも、絶賛でした。(あ、社長のことね。)
 聞くところによると、それは坂路の長さにあるとのこと。
 美浦トレセンは坂路のゴール後の平坦な道が短く、
 ゴール手前でスピードを緩めないと、止まりきれないらしい。
 それって欠陥ジャンって思いつつ、
 これが西高東低の原因かも!?と納得しちゃいました。
 ここで調教をつんだウインスパーズ?はきっと強くなりますよー。


マダムポンパドール02
調教に向かうマダムポンパドール02

【調教】
 ・・・(T-T)
 なんで、風邪ひいてんねん!
 われらが愛馬エクスペダイトの02風邪で調教休みだと〜!
 それにしても、いくら流行っているとはいえ、
 7頭中3頭風邪ってどういうことやねん。。

 ともかく調教を見ようと思って、よ〜〜く観察。
 この時期はやっぱりうまく走れている馬と
 ぜんぜん走りがなってない馬とはっきりしていて、
 おもしろかった。
 これから調教して育てて行くんだなと、調教の偉大さを感じました。

 選馬眼には自信は無いけど、はしりっぷりを見ると、
 候補にあがっていたマダムポンパドールよかったですよ。
 まっすぐ走れてるって感じ。
 坂路に入っては、セブンレットウの仔が
 小さい体ながら力強さを感じました。
 目の前で坂路調教見れるって結構感動です!
 ぜひ次回のツアーはみんなに参加してほしい。


オラクルライト02
調教を終え引き上げてきたオラクルライト02

セブンレットウ02
同じくセブンレットウ02

【お披露目】
 ウインジェネラーレをはじめ、
 現役競走馬、2歳馬も合わせて、16頭みることができました。
 ほんの2、3メートル手前でみる競走馬は迫力があり、
 現役競走馬は、やっぱり筋肉が違うなと思いつつも、
 引き馬に苦戦している若手助手の健気な姿がほほえましかったです。
 どうやら、中央の調教助手を目指すため、競馬学校に行くには
 実務経験が必要らしく、ここでは若手の従業員がたくさん働いているのでした。

 いよいよ、エクスペダイトのお披露目。
 かぜっぴきなので、眼が赤いのがちょっときになったけど、
 風格はありそうでした。(親のひいき目あり。)
 牧場長が何かもらすだろうと、聞き耳を立ててたのですが、
 この馬と、サンデーの仔(イージームービング02)のときは
 反応がよかったです。
 きっと、大活躍をしてくれるに違いない。
 両前足と左後足が白い、栗毛の馬がそれなので、記憶あれ。

【総括】
 今回のツアーとても新鮮でよかったです。
 はじめてみる調教施設や身近で見る馬たち、空気もうまいし、最高でした。
 社長さんも色々裏話を話してくれるし、だってオーナーでっせ。
 積極的に話しかければ、今後のローテやら、馬名の決定やら、
 色々聞けますよー。人見知り二人組みには無理でしたが、
 ウインスパーズの名を押すことも!?
 次回開催の際には、みんなにも体験してほしいです。
 もしくは、みんなで車で出掛けますか!

 というわけで、つたないリポートでしたが、
 長い間、お付き合いありがとうございました。

 〜次回は××さんの入厩リポートです〜

 

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