というわけで今回の総括をば。てゆうかグルメリポートでもなんでもないんだがね。なぜならこの日唯一マトモに食したランチがどうがんばっても褒めどころを形容できない代物だったのだから。カルビ丼の売り切れが祟って「清里産 高原野菜の何たら」の響きに流されとろろ定食を頼んだものの所詮はスキー場のレストランなわけで無難にステーキカレーにしておけばよかった。辺りをパッと見回し一番ウマそうだったのがフライドポテトだったからなぁ。あんなイケてない味噌汁は初めて飲んだわい。
気を取り直して一日を振り返る。JRの駅の中で日本最高の標高(1345.67mだとか)にある野辺山駅を垣間見た後、シーズンオフのスキー場のリフトに運ばれはるばる標高1900m地点に着地。幸い晴れていたから爽快だったが日陰に入ると風の影響もあって寒い寒い。おそらく15度くらいだったろう。雲に隠れて富士山が裾野しか見えなかったのが残念であった。頂きで食すソフトクリームはまいう〜で。その後降りてランチ。続いて実に穴場っぽい千ヶ滝を訪れる。積極的に観光客を迎え入れようという様子がまるでなく駐車場には「駐車料金500円を入れてください」の箱が用意されているのみ。無人。しかし滝の景観自体はメジャーどころにも何ら見劣ることなく堂々たる面持ちだった。水しぶきを全身で味わえる接近戦も。そしてこの日のメインレース・京成杯AHとセントウルSを車中ラジオで惨敗。小須田牧場を発つ頃にはすでに陽も陰り気味で近くのアクアリゾート清里なるスパで気休めのプール調教と温泉療養に励む。以上、清里日帰りってどうなん(泊まれよ)?という声もあろうがこういうスポット参戦も地方競馬騎手みたいでなかなか良うござった。御自ら手綱を握って舵を執れるのが一番ベストなのだかね、まあそれはあと2ヵ月、ゴールドセイントになってからということで。じゃ、次はどこ行こか。
|