拝啓 シリウスシンボリ殿      


 
 ダービー馬に触れて
 

使用前  丸2日間牧場めぐりを続けたグ民一行が空港を目指し国道を進む中、最後に訪れた12箇所目の牧場は門別にある沖田牧場だった。その途中にいるであろうニホンピロウイナーやシンボリルドルフにも心擽られたものの結局たどり着けず男・果糖数比呂(ち、違う・・・)を見事ダービージョッキーにのし上げた第52代日本ダービー馬に会うことにした。牧場を訪れるとなんと突然の訪問にも関わらず従業員の兄やんが繋養先まで軽トラで案内してくれるという破格の待遇が。線路に面した放牧地にただ1頭、身動きをまるでしないシリウスシンボリの姿を見つけこれまで通り柵の外から写真を撮ろうと駆け寄ろうとする一行に思いもよらぬ掛け声が飛ぶ。「入っていいよ」。その言葉に12の澱んだ瞳が点になった。柵を乗り越え放牧地に踏み入りダービー馬に触れる。その体に止まるアブを叩かれても動じない(もちろん従業員の兄やんにね)ほどドッシリと落ち着いた姿に貫禄が漂う。ボロも踏んだ。抜けたタテガミも頂いた。その1つ1つがかけがえのない宝物になった。従業員の兄やん、お忙しいところわざわざありがとうございました。いつまでも元気でがんばれ、シリウスシンボリ〜。って早速恩を仇で返すような行為を。あぁアンドリュー・・・

上の写真は惜しくも牧場めぐりに参加できなかったホセとフォアキン両氏に捧げます。ついでにオマケも。壁紙にしてもいいよ。

 


 
 門別競馬場 来場
 

門別競馬場 本場馬  こうして感動を胸に牧場を後にした一行はギリギリで帰りの便に間に合うとふみ街道沿いにある門別競馬場を訪れた。来場15ヵ所目になる競馬場はおりしも旭川競馬の場外馬券発売中だった。ぴったり第1Rの発走に間に合いそして、札幌で負けた借りは同じ北海道で取り返せとばかりにクリティカルヒットを飛ばすプリンスと元返しに漕ぎ付けるスチーブン。やっぱ勝負するならソフトクリームなんかに目を奪われてはダメだによ。なんでどこで賭けても2-3着なんだぁ。あの脚の状態で挑む直線300mはある意味新潟の帰りの2時間よりしんどかったでゴワス。送迎カーにはきっちり差されるし。とはいえ飛行機間に合ってマジでよかった。何もかもがいい思い出でありまさ〜。