27日(土)、浅草は台東リバーサイドスポーツセンター野球場で行われたバグファイヤーvsスパーズの一戦は、このレベルの草野球ではまずありえない息詰まる投手戦に始まり、両軍一進一退の攻防の末、終盤に連打で逆転したスパーズがバグファイヤーの追撃を何とか凌ぎ辛くも逃げ切った。5年前に結成されたスパーズだが、試合に臨むのは実にこれが初めてのこと。（少年）野球経験者がバッテリー2人のみというとんでもないメンバー構成の中、ナインが一丸となって掴んだ嬉しい嬉しい初勝利だった。
　なお、ＭＶＰには試合には敗れたもののＤＨとして好敵手・バイ男から3打数3安打と過去例を見ないほど打ちまくったるんたかが選ばれた。優秀選手には、しんえもん・カープファン・カマーチョ・ドラ茶磨の4人が選出された（ちなみに選考対象はグ民のみに限定）。しんえもんはその日頃蓄えた腹肉をフルに活かしての死球出塁と初回の必要のないお手玉キャッチが、カープファンは相手ベンチを威圧するリード面に加え緊張するナインを落ち着かせる兼監督業が、カマーチョは決勝点をたたき出したセンター前へのクリーンヒットが、そしてドラ茶磨はチーム初ヒットと最終回の決定的な当たりを3塁打に留めた守備での影のファインプレーが評価されてのものである。その他、誰もが予想しなかったいい意味で期待を裏切る行為として、日の当たらないところでファーストのカバーリングを忠実にこなしたライト「ご」の献身的な働きも忘れてはならない。
　果たして、このまま1戦1勝のままチーム自然消滅の瞬間を迎えてしまうのか、スパーズの動向を気に掛けるとともに、この敗戦を受けてのバグファイヤーの今後の成長振りにも期待したいところである。

　簡単に言えば打てなくて残念。塁に出れてラッキー。勝てたことはアンビリーバボーって感じ。一番良かったのは試合後の飲み屋で全員笑ってたことかな。正直こんな楽しめるとは思いませんでした。

・試合当日のバッティングセンターの６９球は結果からすると、意味なし。こんなことなら、壁あてキャッチボールでもしとくんだった。しんえもんさんとカマーチョさんにえらい迷惑をかけてしもた。（ただ、このへんに手ごろな壁あるやろか（＾＾；）
・試合翌日から、かなりの筋肉痛。日ごろの鍛錬の大切さを身にしみて感じる。
・次の試合に参加するとすれば１ヒットと送球をちゃんとやりたい。

　るんさんを始め気さくなバグの方々のおかげで、野球もいいな、グローブ買おうかなと思えるぐらい楽しかったですわ。累にでることもなく、フライをとることもなかったけど、その場で野球に参加している雰囲気がよかったです。それとスタジアムのグ民は、ターフとはひと味違ういましたな。ヒキコモリ、シュラン、ハラグロ、エロetc...だとばかり思っていたのですが。来年は、1フライキャッチ、1出塁、1盗を目指しまっす。

26年目の出遅れた野球少年より

　バイ男師の球は練習と野手で見てるが打席で真剣勝負となると来た球を打つ事は不可と判断。狙い球は直球と前日までに決定。個人的に好きな外よりの真っ直ぐを右中間かインサイド低め変化球をライト線予定。見逃し三振は悔い残るので際どい球は振りに行く。
第一打席 初球は何が来ても振る予定も直球に正直振り遅れファール ２球目も外高めタイミング合わずファール ３球目スライダーかと思うがインサイド低めボール球をファール。つい手が出た感。４＆５球目は外に直球完全外れる。この２球と同じタイミングで６球目外よりの直球だったんで合ったライトへ。
２打席目 前の打席の塁上で悔しいバイ男師から後は真っ直ぐで三振を取りに来るはずと推測。さらにヨッサに変化球合わされの本塁打後で。
初球外高めボール ２球目直球ファール（１打席目より伸びてる感あり振り遅れぎみ） ３球目変化球ファールも低めに来てたら空振りしてたと思う。 ４球目外ボール ここまでは前打席と同じ配球。５球目変化球。完全騙された感も遅めの球だったんで。はやい変化だったら…。まぁウマくバットが残った。
３打席目 セカンドの位置が移動しかも深め。２打席同じ方向打てばあたりまえか…と２本出たんで三振さえしなければ恩の字なんで正直狙いは隅田川へ。初球変化球のサイン出たんでしょう首振るんで…直球と振りに行く。タイミング合いすぎてセンターへ。ちなみに、首振る時はたいてい真っ直ぐ投げたい時でない？しげおん時がそうだよね。３回首ふってサイン戻すくらいしないと私には無理っすデ〜。
まぁ３本出たがゴロ抜けなんで運がよかっただけ。しかし速い打球を打ったのは勝ちだったんかもしれない。あとは内角に速い球が１球も来なかった。当てたらの遠慮？
次回は絶対右中間抜いて完全勝利。結果左打者には７打数５安打で。右には１８の２？たまたまでしょうか？

　どもども。これからも対戦することがあるので、あまり言いたくありませんが。。。もともと俺の場合、２ストライクまではひたすら球種を決め打ちするタイプです（1球毎に狙い球は変えます）。狙い通りの球種が来なかった場合ほとんど見送ります。第一打席は打てる球が無くストレートの四球。2、3打席目は共に追い込まれました。俺の場合、追い込まれたらほぼ遅い変化球狙い（ストレートはカット）です。2打席目はストレートをカットしたつもりが、内野フライに。３打席目は狙い通りの変化球が来たのでドンピシャでフルスイング。といった感じでしょうか。感想としては、さすが！って感じです。自分で言うのもなんですが、俺は打ちたくない球がきたら永久にカットできます。その辺の普通のピッチャーなら。でもバイ男さんの球だとそううまく行きませんでした。生意気だとは思うが、ひとつ助言するとすれば、時々抜いた球を投げるけど、もう少しだけスピードつけた方がいいと思う。あまりに遅いと、ストレート待ちの人でも仕切り直して打てちゃうから。

　おはようございます。俺は２打席しか、まわっておらず、中前打と捕邪飛です。三振してへんでー。三振マンは茂生マンです。バイ男くんはコントロールがいいのでストライク全部狙ってました。オレっちは左打者なんで、スライダーの方がタイミングあわせやすかったかなー。あと感じたことを一つだけ。打者の打ち気をそらすために、ある程度の間合いも必要でしょう。まーなんせ試合つくるのはピッチャーなんで大変だろうと思いますが。これからも頼れるエースでいて下さい。

　コントロール悪かった。 スパーズ初勝利には貢献出来たと思います。 バイ男くんの球を打てなかったのが残念。 カマーチョくんのヒットは見事に打たれたなぁー 四球が無ければ、試合引き締まっただろうと思うと、今後の課題です。

　バグ７年ぶりの復帰試合。
第１打席。２球カーブが続き３球目は直球待ち。でも、カーブ 。バッティング的には“引っ掛け”だったが、技術は衰えん。 ま、足は衰えたが・・・。
第２打席。ストレート２球。１ー１。前の打席でカーブを打っ てるから、ほぼストレート待ち。で、カーブ。追い込まれて、 最後はさすがに直球１本待ち。で、カーブ、ごめんなさい。 ま、こんなもんかな。

第一篇＜奇跡の全員集合＞
　18時に浅草駅集合。先日の銀座立ち寄りによる遅刻から、10分前に着く電車に乗る予定が一本早い電車に乗ってしまった。そこにあんシュー、カマーチョの2人が偶然乗り合わせる。聞けば両氏もカマーチョの乗り過ごしのより偶然同じ電車になったのだとか。なんだかこれだけでチームが早くもまとまっているかのように思えてくる。浅草に着くと“チームトップ”を切って、デーヒーが駅で待っていた。やはりこの人やる気は桁が違うなぁ、とちょっと関心した。続いてバイ男がさえない表情で登場。直前にいつものように内紛があったようだが…とりあえずこれには触れずにいる…と、ドラ茶磨がスーツ姿でご登場。楽天がＮＰＢから合格通知をもらう頃、会計士協会から参入ＯＫを言い渡されただけあって、本社から出向の人？それともオーナー？そんな感じに見えてくるが、それだけ忙しい合間を縫って駆けつけてくれたの か。最後になぜか東京遠征の際は必ず寿司を食べるしんえもんと果糖数比呂、ヴェルスパーの仲良し3人組が揃って、奇跡とも言うべきＳＰＵＲＳの全員集合だ。

第二篇＜試合直前＞
　浅草駅から歩くこと数分、「久しぶり!!」の挨拶が一通り終わり会話が一段落した頃、やや早めに球場に着いた。この球場を見るのが初めての人がかなりいたので、球場施設の充実ぶりにはどうしたって驚いてしまう。そういえば審判も来るんだっけと思い返せば、さらにビビるのも無理もないか。本来ならばベンチ前でスタメン発表といきたいところではあったが、何しろほとんどが野球未経験者（9人中3人がグローブすら持っていない）だったため、早めにスタメンを発表して前の組の練習を参考に各自のイメージを湧かしてもらうことにした。

では、スタメンを発表します。

「1番　センター　デーヒー」
緊張にプレッシャーに何かと負担が多く精神的にタフな打順だからこそ、気合乗りの1番いいデーヒーにぴったり。守備ではニ遊左右の未経験者達を一気に束ね、縦横無尽に走りまわる。走攻守にアグレッシブなプレーを信条としているだけに、本人は自身を緒方（Ｃ）や高橋（Ｇ）をイメージしているようだが…岩城（ドカベン）だな、たぶん。

「2番　セカンド　果糖数比呂」
自他共に認める「2番セカンド」が最も似合う男。得意技はダイビングキャッチとジャンピングスロー。（それとマダムキラー？）打撃面もかつての極端に体が開いてしまう悪球打ちから急造オープンスタンスへ。実はＳＰＵＲＳ随一のパワーの持ち主なだけに、目指すは今岡のような大型セカンド。ちなみに「ＹＡＢＵ　４」から中継ぎでは？との声があったようだが、その予定はないです。

「3番　サード　カマーチョ」
野球経験こそないが、運動センスはＳＰＵＲＳのなかでは群を抜いてＮｏ.1。バ軍での練習試合では２試合目にして早くもクリーンヒットを打ち軽快な守備を披露した（らしい）あたりが何よりその証し。尊敬する仁志（Ｇ）のように走行守全てにバランスのとれた選手を目指す。

「４番　ファースト　しんえもん」
『３番ショートを空けて待ってるぞ!!』そう監督に言わせたのあの日から早何年、いよいよ「みちのくのプリンス」がＳＰＵＲＳ初登場。主砲Ｔ原不在のため押し出されるようにして4番に座るも、愛妻弁当とステロイド（リポビタンＤ）によりボンズばりに肉体改造に成功。４番の風格はばっちりか？野球経歴ははっきりしないが、旅行用バッグがなんだか空港に降り立った助っ人外国人みたいで、いやでも期待がふくら む。

「５番　ピッチャー　バイ男」
110km/ｈを超える速球と５種類の変化球を操る、言わずと知れたＳＰＵＲＳの大エース。生命線は桑田（Ｇ）に憧れを抱き始めた小学生の頃より長年暖め続けた「Ｈ王子カーブ」。エンジンの掛かる前の立ち上がりにやや難があり、初回をどう凌ぐかが鍵。打撃は独特の「テニス打ち」を左右打席で使い分ける。

「６番　キャッチャー　カープファン」
ＳＰＵＲＳの監督。捕手経験は小学生の頃の１年余りだが、チーム１の野球好きのためイメージトレーニングだけは一人前。モットーは「いかにピッチャーを気持ちよく投げさせるか」。キャッチングでのオーバーリアクションは達川（Ｃ）を彷彿とさせる?打撃はなぜかバットを折られるほど内角打ちを練習中。

「７番　ショート　あんシュー」
ＳＰＵＲＳで最もクールなイメージがあるが、当日は70球以上の打ち込みをしての参戦となかなか熱いハートの持ち主。思い返せば、バイ男自慢のシュートを事も無げに打ち返し「打ち頃だったから」の名言を言った実績もあり、気楽なこの打順で一発を狙うにはぴったり。守備は全くの未経験でいきなりショートは本人ちょっと戸惑いがち？

「８番　ライト　ヴェルスパー」
ＳＰＵＲＳ結成当初から「審判」だの「ご指名打者」だのと揶揄された「みちのくの風来坊」。とりあえず９人目としていてくれれば良いやとあまり期待せずにいたまさに「ライパチ君」。しかし今日１日が終わる頃には自身の株を急上昇させることになる。Ｃ大ドームで初本塁打を打ったり、バット投げたりしていた頃が懐かしい。

「９番　レフト　ドラ茶磨」
長年の呪縛から解き放たれて、今一番乗りに乗っている男。野球経験、最近の運動量ともに最も低いが何とかしてくれそうな気が?フェンスのないレフトの守備は想像以上に大変だが、鮮やかな紫ジャージがしっかりと受け止める。

草野球とは言え、自分の守備を聞かされるとそれなりの責任感と緊張感が生まれるようで、全体の口数がやや減っていく。そしてバイ男がアップのラングをしたり、カープファンが先週の負傷のためテーピングを巻き始める頃には、「おいおい本気だなぁ」そんなちょっと重めの空気が流れ込む。そんななか今日一の笑いをヴェルスパーが起こす。なんと黒地に背番号が「ご」というなんとも斬新なデザインのＴシャツを着ているではないか。全員が一斉に突っ込みを入れてしまうほどの、そのいろもんぶりはチームの雰囲気をガラッと変えた。一気に９人のテンションが上がり、笑顔が戻って…さぁいざグランドへ。